師匠に背いて（笑）：

あれは3年前の夏だったか。佐竹先生の77歳のお祝いがあった。育ててもらった弟子が20数人集まって、それはそれは盛会だった。皆、技術とか学問の上だけでなくて、心から師匠を尊敬している連中ばかりだ。いろんな大学出身の大腸内視鏡医の会だった。

会も終わりに近づいたころ、先生が挨拶された。

死ねばねえ、無なんですよ、皆さん。皆さんは決して物語に騙されないように生きていってください。

この言葉が一番胸に刺さったのは私だったろうと思う。

その後、いったん除籍されていたバプテスト教会ではあったが、伊万里の教会の牧師先生から、一旦神様があなたを洗礼授けなさったのだから、そのことをあなたが忘れていようと神様はお忘れではないのですよとのメッセージに胸打たれ、再度聖書を読み始めた。信仰告白を提出して、その教会（プロテスタント）から、認められますと牧師先生からのメッセが届いた、それは昨夕だった。

ここまで生きてきて、後は残り少ない人生、師匠には背くが思い通りに生きてみようと。主に栄光あれと。

Follow me!