あんたやなかったらできんことがあるから：

ロマ書13章、ローマ皇帝はいつでもだれの命でも奪うことができた時代。皇帝たちは平気で自分の家族の命も奪う。人を拷問にかけながらそれを見て楽しみ飯を食ってた皇帝もいたという。その時代に生まれたばかりのキリスト教会をどう守るかを必死で考えながら”権威は神からのものであるから従いなさい”と書かざるを得なかったパウロ書簡。聞きながら涙ぐんでいたら、大声でアラカン(笑)が呼ぶ。

降りていったら、大きな冷蔵庫やらいろいろ動かして、娘が奮闘しよるやないかい。あれ、ほら、あれ取ってつか。というので見たら茶色い兜被ったような、ゴキの死骸みたいの。そんなもんお前のダイソンで吸うたらええやないかい。嫌じゃわ、嫌やから呼んだんじゃわ。へいへい。ご無理ごもっとも。ティッシュでとってトイレへ。あのなあ、トイレでティシュ流すなよ。わかっとるわい。それでもなかなか流れへんかった。軽すぎて流れんのかいな。

何べんかトイレっとペーパー無駄にしてとりあえず流した。アラカンの娘がようやるわ。冷蔵庫の後ろから何やらいっぱい出てきて、探してた金属製の菜箸も。お、ラッキー。

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