目元涼やかイケメンMR君：

帰り頃に、お婆さん、飯が食えないっていう。内視鏡ではどうちゅうこたあなかったのにだ。きっとそうやと思うて、旦那がうるさいんやろて聞きだした。美味しくても褒めへんし、まずいと残すし。あんた昭和な女やなぁ、ほっときそんなもん。そこへイケメン君が来たので、診察室へ無理やり入れる。あのなあ、こういう若いイケメンと喋ってるとなア、食欲出るでぇ。彼女も楽しそう。イケメン君は、そうですよぉ、コンビニのおにぎりにラップ巻いてオイときゃええんですよぉ。センセ、息子みたい。こういう人と喋ってるからセンセ元気なんですかぁ。ま、それもあらあな。便秘しませんかって、しっかり自社製品のPRも忘れなかったわ(笑)。

あんたもなああんまし長生きすると、奥さんにこんなこと言われるようになるんやでぇ。センセ、僕、もちッと生かしてくださいよぉ。爆爆爆。

受付さんが、次の人が待ってますからと、妬くな妬くな。彼女元気になって帰りました、ハイ。

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