麦の穂を食べる弟子たち、マタイ第12章:

有名な箇所である。イエス様が長年病気を患っていた人を安息日に癒したことが問題となったその後のこと。

弟子たちは空腹を覚え(もともと漁師だったから食うには困らなかったが、すべてを捨ててイエス様に従ったために飢えを覚える状況に陥った)、麦の穂を取って食べたのを、後ろからついてきていたパリサイ人達が、悪事を見つけたぞとばかりに糾弾する。安息日に労働をしたということらしい。

麦の穂を取って食うのが何で労働なのか。これは我々異邦人にとってはわかりにくいので、聖書を読んだだけではイエス様の知恵だけが目立って、背景がわからない。その当時のユダヤ教では、安息日に労働することは許されなかった。モーセの律法以外に口伝律法というものを持っていたユダヤ人たちにとっては、麦の穂を取ることが、収穫に当たり、手で揉みだして(ルカによる記載)実を出すのが脱穀という仕事、殻を吹き飛ばすのが、もみ殻の選別の仕事、口に入れるのが貯蔵するという仕事に当たるのが常識らしい。

イエス様は、ダビデが神殿に備えられた食べ物を(祭祀以外は食べてはならないとされていた)部下とともに食べたという話を知らないのかと切り返す。

ユダヤの人たちにとっては当たり前の話らしいが、異邦人の我々にとってはなかなか難しい話。表面なぞるだけなら納得も行くが、知ればそれだけ深くイエス様を慕うことになるだろう。

聖書はパリサイ人のようにあら捜しをしようという気で読んでも収穫はない。何かを学び取ろうという気持ちで読むことが大切だ。

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