カーテンに火つける患者：

今朝、電車の中で公民館の館長をされてる薬剤師のお友達の投稿を見ると、病院では入院患者に身元引受人がないと困ると表明しているところが9割もあると。

昨日は、父が最後までお世話になった丸亀の個人病院の院長先生から、お中元のお電話をいただいた。お元気そうで安心したが、田舎ではお年寄りばかり多くて、介護施設に入ってる人がたくさんいて、なかなか診療所には来ないという。また、病床持っていると滅茶苦茶規制が厳しいのでもうベッドはやめたんですよって。外来来ても大きな病院希望させる方が多くて紹介状かくだけらしい。大きな病院では３時間も４時間も待つらしいがお年寄りはそこでおしゃべりするのが楽しみらしいから苦にならないと。その先生はとある大学の神経内科で助教授されてて、何かあって医局を飛び出し奥様のお父様がされてらした入院ありの診療所を引き継がれた方だ。母も生前は大いにお世話になったので、お礼の気持ちだけ夏、冬贈り物が続いている。こちらは気持ちなのにお礼がまた来るから申し訳ないような。でも元気なお声が聞こえてうれしかった。

ところで本題に戻る。入院患者に身元引受人必要。ま、当然と言えば当然。その昔医局から派遣されてM市立病院勤務したが、そこにはまあ、ひどい患者がおった。患者の状態が落ち着かないと当直に任せて帰るわけにはいかないので、残りますよね。夜中になって病棟で大騒ぎ。マッチの患者ではなかったけど誰かが病室のカーテンに火をつけるんですってナースが。これらのことは医師、看護師ではどうにもならない。事務さんを呼んで、福祉関係と連絡付けてもらってさあ、その後精神病院へ行ったかどうかは知らない。勿論支払いなんかできるはずがない。国公立病院の鷹揚なとこだけど。行きだおれも入院しとったわ。すぐに国保に入らせて支払いは保険分はしてもらってたようやった。あまりのことを思い出したので、書く。勿論住所もない人が多かったような。事務も大変じゃの。

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