あちらが良ければどうぞ、お返ししますわ、熨斗つけて：

昨日の新患。いつも大変お世話になっている、そしてこちらからも相当の患者さん送らせてもらってる旭中央のH先生（イケメン、凄腕、これ、真実）から、今後そちらで見てくれとの紹介状付き。

お呼びして、入ってもらった、老婦人。開口一番”あたし、ここへ来たくなかったのよ、でもね、もう民間へ行けって言われて来たのよ。旭中央がいいのよ”という。確か旭中央も民間のはず(笑)。そういう婆さんのご機嫌とってまで患者増やしたくはない。そうでなくても早く検査してあげなきゃと思う人はたくさん待ってる。ムカッと来たので、じゃあ旭に返してあげますよ、と言って、受付さんに手続き撮ってもらう。向こうの地域連携も驚いたらしく返事が来ない。中で揉めてるんだろ。結局大分たってからそれじゃあほかの内科医が見ますって返事が来た。何せ、大病院は今の時代、掛かろうと思えば紹介状がなければ５千円かかるのだ。その人生活保護だから無理でしょ。

ま、向こうが引き取ったので腹の虫は治まった。こっちもなあ、主婦から医者になったとはいえ、それには夫も幼い子供たちにも犠牲を強いたのじゃわ。父や母も助けてくれたわな。何の苦労もなく医者になったわけじゃない。来たくない人にまで胡麻スル気は毛頭ない。

Follow me!