院長の独り言2013年9月

2013/9/2 おはぎ談義:
そろそろおはぎがおいしい季節。シュガーレディに冷凍のおはぎを注文して、昨日到着。受付のAさんと帰りの電車の中でのおはぎ談義。
”先生、おはぎなんて好きなの?あたし絶対食べない”
と言うから理由を聴くと
”ご飯にあんこをまぶしたら、先生食べる?”
と来た。確かにその通りなのだが、あの塩味が何ともたまらない。娘もAさんと同じで
”ご飯にあんこ掛けたものなんか絶対いやだ”
という。誠にいろんな人間がいるものだ。

2013/9/3 ボールペン:
昨夕、看護師さん達が
”先生、お薬やさん、今度来たら3色ボールペン頼んで”
という。それを聴いていた事務長が、
”そんなもの、けちけちせずに買いなさい”
と。とはいえ、自宅の引出しにとりあえず山のようにあったのを、かき集めて持ってきた。全てが電子化されていてもボールペンは確かに必須の文具だ。

2013/9/4 症例検討会:
今夕は、田坂記念クリニックで症例検討会。予報では雨。帰りはロマンスカーの切符を買ってある。佐竹先生のご講義が聞けるので、是非とも参加したい。しかし、うちの外来終了が6時なので、いつも遅刻している。

2013/9/5 相鉄線:
クリニックで事務仕事していたら、携帯のベル。看護師さんから。何かわめいているような大きな声がする。どうやら、横浜駅で相鉄線が停電して来れないらしい。落雷でもあったのだろうか。ともかく遅れてもいいから無事にね。

2013/9/6 日曜日の楽しみ:
ついに自宅PCが完全にぶっ壊れた。平日はクリニックPCで、大体用は足りる。ただ、クリニックに届いているメールのキャッチが自宅でできていたのができなくなる。それと、クリック募金、毎日継続して多分今朝で、7000円ほどになっていたのが、継続できなくなる。それと、日曜日の楽しみ、毎週ケメちゃんとのメールのやり取りができない。けど、トイレの設備の全取り替え、エアコン6台のうちの4台の取り替え、それと庭周囲の修理を合わせると(これ全部事務長のお小遣いで済ませた)、今PCを買う余裕はない。少なくともマッチのお金はないのでしばらくお預けとしよう。

2013/9/7 昨日の午後:
例によってカイロプラクティックへ。途中で話が面白い方へ流れ、マッチが我慢できずに笑い転げてしまった。一生懸命働いても税金に持ってかれるばかりだなどと言う話から、先生は上品なお顔をされてる癖に平気で
”屁のツッパリにもならない”
などとおっしゃるのだ。久しぶりにそのような下品な話を聞いてしまって、笑いが止まらなかった。これって、治療になるのかしらんと思ったが、面白かったことは間違いない。副院長の気を巡らす治療も受けてきた。めっちゃおかしかった。

2013/9/9 朝の時間:
自宅PCが壊れてから、自宅での朝の時間は余裕ができてきた。ゆっくり本を読んだりも。その分クリニックへついてからが忙しく、この欄を描く時間が、ほとんどない。

2013/9/10 駅まで:
朝の気温が低くなってきて、歩いても熱中症の心配がなさそうなので、今朝から玉川学園前駅まで歩くことにした。長袖のシャツブラウスがちょうどいい。それでもひと山越えて歩くと、汗びっしょりになる。6時すぎに家を出て、29分の電車に乗った。道々、名も知らぬかわいらしい花を種々見つけてはうきうき。いつもより早くクリニックに到着した。

2013/9/11 アイスクリーム:
うちの受付さんは、ハーゲンダッツのアイスクリームならファミリーサイズを一人でいっぺんに食べるそうだ。何だか妖怪じみた話ではないか。また虎屋の羊羹も一竿一人でいっぺんに食べると言う。いくら甘党でも考えられない話だ。よっぽど、マッチが騙されているのではないかとおもうが、3人の受付さんのうち二人までそれが楽しみだと言う。マジ?
”あたしゃあ、宮家の出じゃき、そんな下品な食べ方はせんで”
と言っておいた。もっとも、虎屋の羊羹はいくらなんでも中型のものだと思う。めっちゃ大きい奴はいくらなんでも入らんだろ。

2013/9/12 関ヶ原:
司馬遼太郎の関ヶ原、この前のお休みから自宅PC使えないのでもっぱら読書に時間を割けると思って購入。前に読んだような気もするが、ま、よかろう。比較的厚い文庫本で、上、中、下。今朝、あと数ページを残すのみとなった。さすがは司馬遼太郎、関ヶ原前後の各大小名の駆け引きやら余すところなく描かれていて、実に楽しませてくれる。ちと残念なのは、大垣城、佐和山城、伏見城、などの地理的背景が、自分のイメージとして浮かび上がってこないところ。四国生まれのマッチでは仕方ないかも。

2013/9/13 ひとは来たり、人は去る:
昨日、ある製薬会社のMRさんが、転勤になりますとご挨拶に見えた。うちは横浜コロンクラブで、さんざんお世話になった会社だ。しかもそのMRさんが、何ともいえず好青年。堺に転勤だそうだ。堺は茶道の発祥の地、いいところだ。もしかしたら次回は東京本社に栄転されるのかも。彼は、うちの受付さん達も全員一致でその爽やかさを誉める。
”もう、うちなんかには来てくれないかもしれないね”
と皆が寂しがった。人は来たり、人は去る。

2013/9/14 金曜午後:
カイロには少し時間があった。小田急8階の書店で、本を漁る。五木寛之
”生きることはおもしろい”
、山本周五郎
”樅の木は残った”
上、中(下巻はなくて注文)、白洲正子の“金平糖のなんたら”を購入。カイロへ着いてから順番待ちの間にどんどん読んでいく。このところ金曜午後は書店で本を漁る日常となった。

2013/9/17 餅は餅屋:
昨日の連休最終日は休日当番だった。折からの台風18号で、到着まで心配だった。まさかこんな日には患者さんは来るまいと思っていたが、案外来たのでびっくりした。出前の注文は台風のため頼んだところはどこも断られたらしく、近くのお寿司屋さんからだった。昨日からマッチなどの小児科標榜してない内科医の当番の時には、どこかから小児科医を頼んでくれることになった。そりゃあ、そうでしょう。今日日、ひとつ違ったら訴訟にもなりかねないのに、いつもいつも当番が嫌だった。昨日は横浜市大の後輩の小児科医が来てくれていた。ずいぶん卒業年度は違ったが、それでもやはり餅は餅屋、大したものだ。第一子供を殆ど泣かせないで診ていたのには驚いた。それにつれてきた親御さんも”信頼”を顔に表していた。

2013/9/18 人間とは弱いものだ:
今朝、電車の中で読んだ
”樅の木は残った”
の一節。原田甲斐の言葉、
”人間は悲しく弱いものだ、恵林寺の僧がもし大悟徹底していたら、火中であんなことは言わず、黙って静かに死んだことだろう、おそらく従容として、黙って死んだのが事実だと思う、火中にあって、心頭を滅却すれば火もまた涼し、などと言うのは泣き言にすぎない、けれども、その泣きごとを言うところに、いかにも人間らしい迷いや、みれんや、弱さがあらわれていて、好ましい、私には好ましく思われる”
との台詞があった。こういう台詞を里見浩太郎みたいな二枚目が言うところ想像しちゃうとしびれちゃう。

2013/9/19 せこい保険組合:
ある市の国保組合が半年も前の大腸検査時の点滴請求を削ってきた。その市には当院で大腸を受ける人は一人しかいない。大腸検査は必ず500mlのボトルで静脈路をキープして行う。この行為が保険で切られたことは一度もなかった。けれど、その保険組合は削ってきた。腹が立ったので抗議しようと思ったが(それ用の用紙があって、郵送する仕組みになっている)、削られた点数が17点、金額にして170円だ。これにもし抗議をしたなら切手代が80円かかるので馬鹿馬鹿しくなりやめた。考えてみれば、向こうだってその書類を作成し送るのに郵送費がかかっている。なるほどお役所仕事とはよく言ったものだ。

2013/9/20 ゴキブリ騒動:
朝ごはんを食べていたら、娘が起きてきて
”2階の洗面所の天井のとこに、なんかがいるよー”
とわめく。
”どんな奴?蛾はやだよ”
と言ったが、
”あんたは苦手じゃない分だと思う”
とのことで、こちらは落ち着いたもの。ゴミも出したり、洗濯物も乾燥器にぶち込んだり、その間に殺虫剤と箒を用意させた。2階へ上がって見ると、天井の隅にゴキちゃんが。殺虫剤をシューシュー噴霧したら、近くへ這って来てパタンと落ちた。箒で階段から叩き落したが、そのうちこちらの呼吸が苦しくなり、足の裏もつるつる滑るような危ない状態に。それでも死体は見つからず、娘はいつまでも騒いでいる。窓を開け、ぞうきんを絞らせて階段を拭き、結局玄関に置いてあった事務長の靴の中から奴めの死体が現れ、一件落着。殺虫剤ってこわいねえ。

2013/9/21 成瀬の花火:
成瀬駅近くでは、毎年9月初めの週の日曜日午後8時から少しの間花火が上がる。今年は8日だったか台風の前の15日だったかもう忘れてしまったが、お昼ごろに一発
”やるぞ”
という花火が上がると娘は言う。今年も上がった。雨の中だ。夕方まで結構激しく降っていた。で、午後8時どーんという音がしたので小雨のなか、玄関を出て道路を隔てたお向かいのお家の前まで見に行く。降ってくることを懸念してかいつもよりペースが速いようだった。何とか終わるまでは小雨で済んだ。花火というものは華やかなものが一瞬のうちに消えることからして、なんだか哀れを催す日本の風物詩である。季節も夏の終わりを告げるこのころが意外に、似あっているのかもしれない。

2013/9/24 連休明け:
自宅PCは壊れたままで、まだ購入してない。そのため、クリニックに届いたメールを覗き見ることができず、自然、連休明けにはたくさんのメールが届いている。早くにお返事しなければならないものも当然ある。今急いで処理を済ませた。中に変な迷惑メールがたくさんあるのは、それこそ迷惑だ。

2013/9/25 山本周五郎長編小説全集:
ついこの前、
”樅の木は残った”
の文庫本3冊を読んだばかりだったが、新潮社から出されている山本周五郎長編小説全集の第一巻二巻
”樅の木は残った”
を買ってしまった。と言うのは、実に丁寧な脚注が付けられているからだ。例えば、今でも田舎などでは親戚の人を呼ぶ時、決してその人の名前で呼んだりはしない。私事で恐縮だが、やれ通町が、中府がとその住所をもって呼ぶことが多い。我々庶民でさえそうなのだから、ましてや仙台藩62万石の一門、一族、宿老などに至ってはなおさらである。で、文庫本ではその呼び名が場面場面で統一されておらず、我らが大腸内視鏡医の先輩片倉重弘先生のご先祖、片倉小十郎を呼ぶ時にも、片倉殿と呼んだり、白石様と呼んだりではなはだ解りにくかったのだ。辛抱してずっと読んだが、今度はその領地や、系図まで載せられていてわかりやすい。ただ、こんなことまで脚注とするのかとあきれるような丁寧さである。時代ものを苦手とされていた方があったなら、是非一読をお勧めする。

2013/9/26 レジの打ち間違い:
セブンイレブンで買うお昼にそろそろ飽きてきたので、今朝は瀬谷駅構内のコンビニでお昼を求めた。そこには、爽健美茶の小さいサイズも売っているので、大きいの2本と小さいの1本を他の食材とともに籠へ。支払いをすませて、いつもならレシートをそのまま捨てるのだが、ひょっとしてと思い、レシートを眺めてみた。やっぱりそうだ。大きい爽健美茶が3本になっている。この店では前にもそういうことがあり、その時には横にいたちょっとイケメンの店長さんと思しき男性が、見習いみたいな人に注意して、事前に解ったのだ。今朝はその人はいなかったので、自分で見てみたのだった。レジの人は、すみませんと言ってもう一度袋に入ったすべての食品を取り出して、もう一度レジを打つ。20円返って来た。そのかわり、サラダなどがぐちゃぐちゃに。

2013/9/27 エアコン工事:
昨日と今日とでエアコン工事。今まで使っていたエアコンが冷房は電気で、暖房がガスで温めたお湯を循環させて使うやつらしかったので、その取り外しの工事が大変だったらしい。夕飯をお願いしている古宇田さんから御昼過ぎに
”大変なことになってる”
とメールが。台所の床の収納まで外されて、そこから人が出入りして
たらしい。古宇田さんは調理が大変だったと思う。それでも幸いなことには昨夜だけエアコンが使えないと聞かされていたが、昨夜は、この夏から初めての冷え込み。クーラーどころではない、布団をかぶって寝た。

2013/9/28 ホッと、一息:
昨日エアコン工事完了。丸二日。それと、自宅PCの復活(壊れたのは捨てました)。早速ケメちゃんにメールしようとしたが、何しろ前のPCの壊れ方が突然だったので、何の記録も残ってない。クリニックのメールをキャッチメールして、そこからケメちゃんのメールを探し出し、とりあえず報告した。生協の注文なども元のメルアドに切り替えた。

2013/9/30 メール第一号:
ケメちゃんちも、PCがフリーズフリーズでどうしようもなくなっていたらしい。そこへ、マッチがメール回復を送信した。昨日の夕方ようやっと待っていたメールが届いた。新品を購入したらしいが、旦那さまがお帰りになってから、箱を開けてセットしてもらったとか。送信第一号がマッチだったって。嬉しいな。

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こんな症状にご注意を!(大腸)

●便潜血陽性を指摘された
●便秘
●下痢
●便秘と下痢を繰り返す
●便が残った感じですっきりしない
●おなかの痛み
●血便がでたなど
☆☆早めに受診されてください。
※思い当たる点がありましたら大腸内視鏡検査がおすすめです。

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