通せんぼする県立がんセンター：

当院では、大腸、胃の癌は、患者さんが他を希望されない限り、旭中央病院外科へ紹介している。こちらの検査を信用してくれて、スピーディーに手術、治療へ向けての準備をしてくださるから、ありがたいのだ。しかし、放射線治療ができない弱点があるため、食道だけは他へ送る。地理的に県立がんセンターが最も便利。

しかしなあ、あそこは外科は絶対受けてくれなくて、必ず消化器内科が通せんぼする。結果、そこが混んじゃって、初診外来の予約さえなかなか取れない。昨日の患者さんもそう。受付の人が申し訳なさそうにそんなに遅くても患者さん大丈夫でしょうかって聞いてきたらしい。心配するならすぐ送れって、外科へ。

うちの事務長の前立腺がんの時もそうだった。大和市立病院で検査を受け、直ちにカソデックス開始。ずっとずっと数値は落ちてきていたが、重粒子希望のため、県立がんセンターへ。その時、丁度保険適応になったのだった。そやけど、放射線科の医師には合わせてくれず、泌尿器科が通せんぼ。この時はマッチもついていった。一年後輩の奴が部長していたとググって知った。感じの悪い泌尿器科部長とやらが、手術を進める。もういいんですけど、重粒子へと断言した。順番がめっちゃ遅かった。しかし、あとで放射線科から繰り上げできますよと連絡が入り、重粒子へ。

もしかしたら、あそこは中の科同士で仲が悪いんだろうかと訝られる節がある。

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