小さなことが大事よ：

自分のできることは胃内視鏡、大腸内視鏡とその周辺から疾患を見つけたり治療したり。本当にわずかなことしかできないけれど、しかも人生はあっという間だけれど、ぶつくさ言わずに喜んでこの仕事を全うしていこうと思う。

ハーベスト教会の中川先生は、牧師になる前にはイベントとしてしか許可されてなかったマクドナルドの銀座三越店で働いた(幹部だったけど、金もうけするのはお店だから、知らなきゃいけないって言うことで）らしい。その時彼のした仕事はウナギの寝床みたいなスタッフの働く部屋で出来てきたマックシェークに”蓋をする”だけだったらしい。一橋大学の法学部出て、帝人では計数関係やって、マックでは蓋する仕事。それでも一日に2，3千個も売れて、そのお店が世界一の売り上げだったらしい。彼はその仕事をちっとも嫌だと思わなかったと。大切なことだ。蓋するだけだって立派な仕事。しかし後日、もっと大きな仕事をと思ってアメリカのトリニティ神学校に入学する、生活の見通しもないままに。今はずっと意義ある仕事、マックシェークに蓋するんじゃなくて魂に蓋する(嘘、魂を救う)神様の仕事。でも、マックの時に蓋する仕事をバカにしなかったことがすごいと思う。

一方で放浪してたマッチを拾ってくださったシャローム先生は、ホープチャーチ伊万里で、損得無しで礼拝を毎週送って下さる、私たちのお送りできるささやかな献金はモンゴル教会の宣教師に送るそうだ。ライン礼拝の装置のパソコンだってご子息が買って先生に寄付されたものらしい。真にキリストの弟子でなくては、損得無しの毎週の心に沁みるメッセージはなかなかできることじゃない。先生は昔大きな事業をされてたそうで、そこでしこたま稼いだから、金は要らないという。テントメーカーちゅうのんも大したものだが、良心的すぎるような心温まる牧師たちのメッセージを聞けるマッチはめっちゃ幸せ。

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