地蔵の供え物：

昨日の礼拝では、牧師先生は子供のころ地蔵像に供えてあるミカンや、干し柿をその都度盗んで食べなさったらしい。先生のおっしゃりたいことは、人間が作った地蔵など、大仏まで含めての偶像には何の力もないよって言う文脈であったように思う。それでも聞いてる方は、先生が盗み食いしたほうが面白いので、頭に残った。一晩眠って考えてみたが、先生のお小さいころ、日本はまだ食糧難であった。戦後まもなくで、私は貧しい家に育ったが、父母はこよなくかわいがってくれたため、おそらくひもじい思いはしなかったのではないかと思う。親は自分が食べなくても、私に食べさせてくれたに違いない。

そこへ行くと先生は幼いころお母さまをなくされたとか。大家ではあっても継母では、その子のおなかのすき具合までは推し量って下さらなかったに違いない。それが図らずも偶像が無力であると幼い少年が体験する結果となったのではないか。あ、先生は今お母さま大切になさってるらしいですから、先生の名誉のため書いておきます。

昨日はイエス様がベツレヘムでお生まれになることは預言されていたが（ヘロデによる税務調査のためマリアたちも大きなお腹抱えてベツレヘムへ行った）、片田舎のナザレでお育ちになられることは書かれてないとのことだった。それはしかし、イザヤ書11：１に書かれている。エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。

こちらのマイクは切ってお話聞くように言われてるが、ここではマイクのスイッチ入れて、言ってしまった。アーメンと。

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