今日があるのは：

思えば不思議な道のりだった。４０年前に隣人３人の相次ぐ死から、いたたまれなくなり受けたバプテスマ。数年教会に通ったが、その後、医学部入学医師への道を歩き始め、これ以上ないという師匠に巡り合い、今日まで来た。大腸内視鏡で命を助けたと自負する患者さんも多い。

一方で、教会への礼拝をさぼりにさぼり、ついに除籍となった。ま、ええわ、それならそれでと私は今思えばサタンの誘惑に負けたのだった。

それから４０年、不思議なご縁で伊万里教会シャロームマサ先生とお友達になり（その経緯ももう忘れた）知らぬ間に、やはり教会に帰るほうがいいですよと誘導してもらったのだった。町田の教会を探して数回礼拝に通った。でもものすごい感動はなかった。こんなもんかなあと。そしたらコロナ出現。

礼拝はできなくなり、代わりにハーベスト教会の中川健一先生の聖書講義や、礼拝を受けられるように条件が整った。先生は、普通の標準語の牧師先生と違い、ご自分では関西弁は抜けたとおっしゃってるが、なかなかどうしてすぐわかってしまう。この聖書講義がとてつもなく素晴らしいのだ。

で、昨日の午後礼拝。ガラテヤ人への手紙の中で、先生はおっしゃった。以前に洗礼を受けていつの間にか教会に来なくなった人には二種類あると。一つははじめっから救われてなかった人。もう一つは救われたけどこの世の誘惑（サタンの誘惑、自分が偉いんだ、神になるんだというアダムが最初に犯した罪）に負けてしまった人。このどちらかですと。私は後者だった。一生懸命研鑽してここまで来たが、っしてそれを自分の力と思っていたが、考えてみればその条件を整えてくださったのは神しかないのだった。罪の許しを得て、でも私にはもうこの道しかないので、この道（内視鏡医の道）を歩く。その中で神への奉仕ができるなら、させてください、キリストイエス様。

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