院長の独り言2012年7月
2012/7/2 レリアンの傘袋:
今朝は、通勤時刻に降ってなければ傘は不要との予報。しかし、玄関を出たら小雨が。うーーーん、こういう時は、折り畳みだろう。リュックと運動靴でどこへでも行くようになってすっかりご無沙汰しているが、昔レリアンで、もらった折り畳み傘の入れ物が重宝だ。雨にぬれたままざっと畳んで入れてしまえば、下げるのも簡単、カバンに入れても周りがぬれる心配がない。こういうのを思い出しては探すのだが、なかなか売ってない。FBには、拙い写真をアップしておく。
2012/7/3 相鉄線の事故:
昨日の夕刻、瀬谷と三ツ境の間で人身事故が起きたらしく、相鉄線がストップした。職員は全員相鉄線を使うので、帰路の確保が大変だ。そうこうしているうちに、収拾がついたらしく、電車の走っているのが見えた。帰りには、今度は瀬谷と大和間で何かあったらしく、電車が遅れ、大幅に混んでいた。蒸し暑い時期、なるべく起きてほしくない事件だ。
2012/7/4 レセプトチェック:
月初めはレセプトチェックが余分な仕事。嫌な仕事だが、これをしないでは一銭も入らないのだから仕方ない。こういう時期には、MRさんが来てくださっても、お会いする元気は残ってない。MRさんにだって、それなりに気を使うわけだから、お会いする時間分だけ早く仕事を終わらせたいのが人情ではないか。きっとこの時期、病院の先生方が忙しくて会ってくれないので、クリニックに来られるんだと思うが、クリニックにとっては、レセチェックは生命線なので、お許しを頂きたい。
2012/7/5 ケツを叩く:
昨日の午後、久しぶりに知り合いの先生から電話があった。田坂時代からよく患者さまを紹介くださる大会社の健康管理部M子先生。
”レセチェックが大変で嫌なのよ”
とぼやいたところ
”何贅沢言ってんのよ、他に誰がやるのよ”
と一喝を食らった。佐竹先生からその昔紹介された時には、ちょっとびっくりするようなさっぱりした女性と思った。この方から言われると、
”しゃーない、やるか”
と言う気になるから不思議なものだ。
2012/7/6 爽やかな笑顔:
天気の悪い日や蒸し暑い日には、成瀬まで神奈中バスで出て、横浜線で町田まで、そこから小田急に乗り継ぐ。JR町田駅から小田急町田駅までは大分歩く。そこを車いすで
”ちょっと失礼”
と言いながらすごいスピードで、走り抜ける男性がいる。その人がマッチの乗り継ぐ小田原行きの急行の乗り場に先についてるのだ。すごいなあと思っていた。今朝初めて声かけしてみた。
”あのう、電車の段差は大丈夫なんですか?”
”はい、大丈夫なんですよ”
と爽やかな笑顔が返ってきた。
2012/7/7 瀬谷駅南口:
相鉄線の工事でしばらく殺風景だった南口に新たなお店が今日オープンする。薬のCREATEだ。相鉄ローゼンだったら、お弁当も買えるのにとちと恨めしい。北口にHACがあるのに、同じようなお店でやって行けるのかしらん。マッチの案ずるところではないが、人間まずは食うものだと思うが、どうだろうか。
”人はパンのみにて生くるものにあらず”
とは言うが[笑]。
2012/7/9 やがて哀しき:
昨夜、8時から恒例の成瀬の花火。15分程度のささやかなものだが、毎年娘が誘うのでサンダルをつっかけて、道路を渡ってお向かいの家の前まで見に行く。三々五々出てくる人たちも。マッチも娘もごく普通のまあるい花火が好き。
”あ、終わりの合図だよ、一瞬だねえ“
と娘。この歳になると、あと何回見られるのかという気になる。
”嬉しくてやがて哀しき花火かな”。
2012/7/10 老老介護:
昨日、血便で来院された老婦人。午後の検査で虚血性大腸炎だった。大抵は外来で見るのだが、彼女は狭心症でステントが入ったばかり。抗血小板作用のある薬剤を休薬するわけにいかないので、旭中央病院に入院依頼した。すんなり引き受けてくださったのだが、その後が大変。彼女自身はインテリジェンスの高い女性だが、まず旦那さまをショートステイに預けなければならないらしい。まさに老老介護とはこのことだと思った。政府も消費税を上げるのなら、そう言う人が困らないように、必要な時はいつでも施設に入れるようにしてもらいたいものだ。在宅在宅と言うが、ほとんどは家族の物言わぬ犠牲の上に成り立っているのではないか。
2012/7/11 腹腔鏡下手術:
昨日の夜は桜木町の医師会館で国際親善病院亀山哲章外科部長の
”最近の大腸がん手術”
の演題でご講演があった。欠席裁判とやらの結果座長の役を仰せつかったので、何とか寝ないようにがんばってみた。ビデオを駆使してのご講演で、とても面白かった。会場からもたくさん質問が出て盛会だった。起きてたぞ。
2012/7/12 京樽のお弁当:
大和で京樽の小さな出店にお昼を求めることが多くなった。けれど、種類が少ない。和食弁当が2種類と、おにぎり唐揚げパック、茶巾ずしと助六弁当に限られる。助六弁当はたくさん入りすぎていて食べきれない。さりとて、二人で食べるには少なすぎる。あ、それとキツネずしがあった。この次、助六弁当に挑戦してみよう。
2012/7/13 小田急線並み:
代々木に勤めていたころ、帰りはいつもロマンスカーだったが、たまたま乗れなかったりしたときは、そのまま急行を使った。その時のラッシュ時の混み具合と言ったら、殺人的だった。今朝、二俣川と希望が丘の間で警察の現場検証とやらが入ったらしく、相鉄線もあの頃の小田急線並みの混雑ぶり。幸い大和で乗ったらひと駅だし、載ったと同じ側から瀬谷は降りるようになったので、皆さんを先に載せて最後に乗った。そこまではいいが、めちゃくちゃな混みよう。京樽で買ったお弁当をかばいつつ、手すりにつかまったら、前にいる女子高生の生腕に触るはめに。ごめんねと思いつつ、ま、こういう時だから勘弁してもらおうと。
2012/7/14 トラバーユ:
ある製薬メーカーのMRさん、このごろ来ないと思ったら、他所へ引きぬかれたそうだ。成績が上がっていたらしい。薬剤師の娘はメーカーによるMRさんの平均収入などと言う紙を持ってきて、
”こんなに違うんだ”
と。娘によると調剤薬局などでもしょっちゅう薬剤師が変わるらしい。狭い部屋で数人の薬剤師同士で仕事していたら、ストレスもたまるだろう。国家資格なぞというものがあるから、口は他にもいくらもあるので、辛抱をしない人が多いようだ。看護師もまたしかり。メーカーのMRも派遣に変わっていくのかもしれない。
2012/7/17 植木屋さん:
昨日の午前中には、植木屋さんが草取りに来てくださった。風はあるものの、暑い。大変な仕事だと思う。菫も茗荷もきれいに残して、雑草取り。彼女によれば、今年は町田ではすでに大量の◎虫が出ているそうな。家の近辺ではこの前道路で一匹見かけただけ。一昨年の猛烈な消毒が効いてるのかしらん。
2012/7/18 いつの間にか:
今朝、相模大野から大和までの電車の中で、涼しげな恰好の女性が前に立った。紺と白の細かいギンガムチェックで、スタンドカラー、前は三つの貝ボタンで、裾はタックをとり、少し絞ってあるチュニック。紺の7分丈のパンツ、茶のサンダル。降りしなについ、声をかけてしまった。
”涼しそうなチュニックですね、木綿ですか?”
”ええ、麻も少し入っているようです”
と。ずっと以前、母と一緒に出かけたとき、素敵な人を見つけると母はすぐ
”奥さんきれいやなあ”
と、平気で声をかけていた。そんな母が恥ずかしくて
”やめなよ、そういうの”
と怒っていたが、いつの間にか自分も同じようなことをしているなと苦笑い。
2012/7/19 勝手な言い分:
日曜の午後、昼寝しているときに家の電話が鳴る。飛び起きて出ると大抵は売り込み電話。
”奥さんですか”
とくるから、
”いえ、あたしゃあ、留守番の年寄だよ”
と言ってやると大抵は撃退できる。あんな、電話での売り込みで、誰か引っ掛かる馬鹿がいるのだろうか。マンションとか、お墓とか、結構値の張る買い物なのに。前に、田坂時代、そういう電話のバイトをしているおばはんが患者さんの中にいた。彼女の言うには、
”人の話も聞かないで失礼なやつがいるのよ”
だって。失礼なのはどっちだ。人の午睡を邪魔しておいて勝手な言い分だと思った。もう、この話も時効だろうから明かしてしまおう。
2012/7/20 転がるキャリーバッグ:
成瀬行きの神奈中バスは、後ろ半分の座席が3段の階段を登るようにできている。今朝、乗って走りだした途端に、ガラガラガラと大きな音がした。後部座席に座っていたおっさんのキャリーバッグが最前列まで転がり落ちたのだった。幸い立ってる人がいなかったので、何事もなかったが、大体あのキャリーバッグと言うものは持つ人には便利であるが、混んだ場所では周りには迷惑なことはなはだしい。今度持つ時には注意しようと反省しきり。
2012/7/21 薄手のウールのジャケット:
昨日から寒い。予報では10月くらいの気温だとか。こうなるとたちまち着るものに困る。猛暑を予測して引出しには、麻のチュニックやら、袖なし、襟なしばかりだ。あわてて、薄手のウールのジャケットを引っ張り出した。ウールは、やはりこういう時には便利だ。少々寒くても、湿度が高くても、対応できる。化学繊維ではなかなかこうはいかない。
2012/7/23 南天の植え替え:
春に植木屋さんが来たときに、玄関わきの小さな場所に、別のところに生えていた実生の南天を植えかえてもらった。玄関脇は西日が当たる、最も条件の悪いところ。以前の植木屋さんが植えて行ったおたふく南天が枯れてしまったところだ。横浜に住んでいたころ、自分で何度も南天を植え替えたが、しくじったことはない。それで、植えかえてもらったのに、その夜のうちから枯れ始め、ここはやっぱり駄目な場所なんだと諦めた。ところが、ここ数日の涼しさが手伝ってか、真ん中の方から若葉が見え隠れしてきたではないか。よしよし。
2012/7/24 FBのお友達:
昨日午後、FBのお友達からメールが。食あたりらしいと、下痢と嘔吐を繰り返すとのこと。一体何を食べたのだろう。きっと、贅沢なものを食べたに違いない[笑]。頻繁な下痢なら早めに受診した方がいいと返信。こんな時、近くならどうにでもして差し上げられるのにと思うと、SNSの距離が恨めしい。
2012/7/25 心電図の勉強会:
昨夜の瀬谷区勉強会は、急性期心筋梗塞の心電図、特に超急性期には、循環器の専門医でも見逃しかねないと言うやつだった。横浜市大の後輩、小菅先生が、鶴見区の宮下先生のたっての要望で、ご講演くださった。うーーーん、難しいものだが、とても面白かった。寝なかったぞ。
2012/7/26 素足にサンダル:
猛暑。最早、運動靴など履いてはいられない。昨日帰りに町田東急に寄って、ビルケンシュトックのサンダル購入。これで、七分丈のパンツを履けば、猛暑でも何とかしのげるだろう。素足にサンダルは気持ちがいい。子供たちに勧められていたが、靴ずれができると嫌だと思ってこれまでためらっていた。楽チン楽チン。
2012/7/27 それでも、暑いわ:
昨日から素足にサンダル履き、7分丈のパンツにしたが、今朝はそれでも暑かった。夜間の気温が下がらないせいか、朝から暑い。狭い庭の木も暑かろうとホースでじゃぶじゃぶ水まきしてきたが、数分の水まき作業だけでも汗びっしょり。昼に外で作業する人はどんなにか暑かろうと思いやられる。
2012/7/28 う○こが流れない!:
出勤直前、クリック募金をしていると、娘が
”大変大変、う○こが流れないよお”
と。
”この阿呆が、バケツに水汲んでもってこい”
。とにかく流させた。そのあと、タンクを見たら、いつまでもちょろちょろ水が止まらない。陶器の手洗いをはずして、中を見たら、水が顔に撥ねる。もう一杯バケツに水を汲ませて流しこんだら止まった。とにかく水が一定量までくれば止まると言う浮きは壊れてなかった。トイレのドアも部屋のドアもあけ放ってもう一度流してみる。やっぱりいつまでも止まらない。仕方ないからもう一度バケツでタンクをいっぱいにした。水圧が弱いのか何かは分からないが、あとは、明日の日曜日にクラシアンに来てもらおう。
2012/7/30 クラシアン:
昨日の朝、早速クラシアンが来てくれた。何やらの部品が壊れていてそれが8300円だそうだ。手間賃やらいろいろ入れて18270円だと言う。この際キャンペーンをしているので、トイレ、タンク、ウオッシュレット全部買いかえれば,9万円でいいと言う。そうは言っても、屋根の修理やクーラーの買い替えなど後がつかえているので、部品だけにしてもらった。そしたら、
”今後鎖が切れたり、スイッチが効かなくなったりいろいろおきますよ”
って、半ば脅して帰った。
2012/7/31 潰瘍性大腸炎の会:
昨晩は横浜で潰瘍性大腸炎の会があった。学生時代に講義を受けた福島恒男先生の会。新旧取り混ぜた各種治療法につき、先生からお宅ではどうしているかなどの質問が来る。学生時代に戻って先生から諮問を受けているような感じだったが、大変勉強になった。
こんな症状にご注意を!( 食道、胃、十二 指腸)
●胸焼け
●みぞおちの痛み
●胃の痛み
●ムカムカする
●便が黒い
●ピロリ菌が心配
☆☆このような症状があれば、早めに受診されてください。
※思い当たることがありましたら胃内視鏡検査をおすすめいたします。