院長の独り言2012年3月
2012/3/1 蕗の薹:
今朝、お隣の平本薬局さんの御自宅との間の通路に、今年初めての蕗の薹をみた。道路には昨日の残雪が積もっていて、歩きにくい。早速携帯を出して写真を撮った。何ともいえずかわいい。
2012/3/2 蕗の薹、その2:
昨日の蕗の薹の写真をFBに載せたら、お友達が、これは雌株ですねと、コメントをくださった。へー、こんなものに、雄株と雌株があるとはこの年まで知らなかった。今日は、午後休診だが、夕方からテレビ収録が。原稿は、頭に入っていない。うーーーん、どんだけー。
2012/3/3 テレビ収録:
昨夕、テレビ収録。出来上がっていた原稿は、多くの部分はただ読めば良かった。時々顔が出るところはカンペがあって、老眼でも大丈夫だった。前に学会発表の時にオリンパスのスタジオを使わせてもらって、何度も読み直し録音したのを、思い出した。あの時は、狭い部屋の閉じこもって、ページめくる音さえも注意されたが、今回もそう。ま、しかし面白かった。
2012/3/5 長嶋厚樹写真展:
永年のお付き合いのある長嶋先生の写真展が4月に六本木で催される。長嶋厚樹写真展でググってみたら美しい写真が…。しかも、それぞれにロマンチックな題がつけられている。マッチもお伺いしてみせていただくつもり。
2012/3/6 駅員さんの赤旗:
今朝、瀬谷駅降りた時、駅員さんが緊急ストップをかけて赤旗を振るのを見た。永年生きているが、初めて見た。何だろうとしばし佇んで様子を見ると誰かの傘の先端が、ドアーからはみ出ている。ほんの5cmばかり。しばらくしてドアーがあき、事なきを得た。駅員さんも目が良くないと務まらないようだ。
2012/3/7 おめでとう、Yさん:
ずっと前に四谷のポプラ社で催された五木寛之ふたり塾にたまたま御一緒させていただいた溝口在住のYさんから、嬉しいメールが届いた。勉強されて臨床心理の大学院へ合格されたとか。心理学を専攻されてなかったため、ハードルの高い関門だったようだ。お知り合いに、抑うつ状態の方とかいらっしゃるらしい。がんばって、周りの人のお役にたってほしいと思う。おめでとうYさん!!(ちなみに、大変な美女)
2012/3/8 目先の売り上げ:
昨日、秋の医師会勉強会、
”クリニックにおける救急”
について、スポンサーをお願いしていたA社が断って来た。そもそも、その会社は有名な食品メーカーで、近年は大腸の前処置薬を作っている。そんなところに頼んだのが間違いなのだが、瀬谷へ来てまだ3年の当院では、それほどメーカーとの付き合いがないからたまたま来てくれたMRに頼むことになったのだ。そこのMRさんはきれいな女性で、感じのいい人だが、上の人たちの会議でNGが出たそうな。演題そのものは私たちにとって最も重要かつ有意義なものだし、講師の先生は、押しも押されぬ方に依頼してある。何とも不愉快な話だ。よし、早速他の大手メーカー、命を大切に考えてくれる所に頼んでみましょう。
2012/3/9 薄気味悪さ:
今年の芥川賞の一つは”共喰い”、もちろん買うつもりも読むつもりもなかった。ああ、それなのに、当院へパートで来てくれてる看護師さんが、買って読んでしまったらしい。その結果薄気味悪いからみんなも読めと持って来たのだ。そう言われて読まないのも癪だから、長嶋先生の来てくれてる比較的時間のある時に読ませてもらった。うーーーん、ものすごく気持ち悪いとは思わなかったが、感動もなかったし、全然面白くなかった。折角持ってきてくれたのにごめんね。こうなったらもう一つの芥川賞を読んでみようと思う。
2012/3/10 ちょっとしたこと:
今朝は、人のことだが頭がいっぱいで、何も書けない。
2012/3/12 陽光のまぶしさ:
春は名のみの風の寒さとはうたわれるが、今朝の関東地方は陽光がまぶしい。昨日までは曇りがちだったが今朝はうって変ったようだ。今、こうやって生かされていることに感謝しつつ、精一杯生きて行こう。
2012/3/13 方言の分布:
高知出身の人が検査の予約に見えた。話が弾んで
”私は丸亀やけど、へらこいって言葉使う?”
って聞いたら
”ああ、使う使う”
と。看護師さんたちは、そりゃ何じゃという顔。それを漏れ聞いていた和歌山出身の受付さん
”懐かしかったわ、母が良く言ってました”
と。マッチは丸亀の方言と思っていたけど、そうじゃなくて割と広く分布していたんだ。
2012/3/14 初めてのおむつパンツ:
内視鏡検査の時に昭和大学藤が丘病院の高橋寛教授が考案された送水ポンプを使っている。これで、胃の中も、きれいに洗えるし、大腸検査もすんなりいく。これなしでは素敵な検査はできない。ところがだ、マッチが時々、ポンプからのディスポのチューブを鉗子孔につなぐ前にフットペダルを踏んでしまうことがしばしば。そこらじゅうが水浸しに。昨日は、自分の検査着のパンツにもろ当ててしまって、ぐっしょり。検査着はいくらでも替えはあるが、下着は持ってきてない。仕方ない、大腸検査のとき、粗相が心配なお年寄りにはいてもらうおむつパンツを看護師さんがくれた。トイレの中で急いではき替えたものだから、どうやら前と後ろを間違えたようだ。暖かくて気持ちは良かったが、歩くたびにこすれて痛かった。
2012/3/15 横浜内視鏡医会:
昨日は桜木町で、横浜市大総合医療センターの国崎玲子先生のご講演があった。炎症性腸疾患の患者さんの妊娠中のケアーについての演題だった。もちろんお名前は存じ上げていたが、昨日はたまたま会の座長を仰せつかり、お近づきになれた。豊富な臨床経験だけでなく患者さんへの
”熱い心”
が伝わる素敵なご講演だった。
2012/3/16 オリンパスのYさん:
オリンパス販売のYさんは、もう20年来のお付き合い。お人柄も良く、信頼できる人。その人が今大阪なんば営業所に単身赴任中。血圧や、体重の管理のために、メールくれた。大阪にもだいぶ慣れたようだ。
”Yさん、羽目はずして、遊んだらいかんで、大阪おなごはおとろしいで”
と返しておいた。
2012/3/17 ダイヤ改正:
朝の食事の時に娘が
”今朝からダイヤ改正だよ”
と教えてくれた。ふうん、調べなきゃとは思ったが、朝の出勤前には無理。それで、いつも通りで家を出た。バスは変わらなかったが、町田での藤沢行きの各駅が無くなっていた。7,8分も時間を潰して片瀬江の島行きに乗った。あの、藤沢行きはいつも空いてたから、削られたに違いない。鉄道会社も必死なんだなあ。
2012/3/19 冬のコオト:
春分の日を明日に控えて、予報では今日はまだ冬のコオトを着て出かけたほうがいいと。例年ならもう箪笥の中味を入れ替えるのだが、今年はいつになるのやら。
2012/3/21 蜩ノ記:
芥川賞が薄気味悪かったので、昨日のお休みには直木賞
”蜩ノ記”
を買ってみた。作者の葉室麟さんは、60歳、選考委員の浅田次郎さんと同い年のようだ。信頼していた殿の愛妾との不義の廉で、閉門となり、一定期間ののちには、切腹が決まっていると言う人品卑しからぬ武士のもとへ、その監視役として派遣された主人公が、その罪びとの生き方に共感し、惹かれて行くと言う筋立て。まだ1/3しか読んでないが、面白い。
2012/3/22 単なるおしゃれ:
数週間前、小田急線の中でバーバリのコオトの襟の外側にタータンチェックのストールを巻いている人を見かけた。とても素敵だった。でも、そのストールは襟の外なのだから、よっぽど
”おたく、それ暖かいの?”
と聞いてみたかった。先週帰りにうちの受付の人と一緒になり、オフホワイトのコオトに同じような感じで黒のストールを巻いていたので、聞いてみた。
”それって、あったかい?”
”いえ、単なるおしゃれです”。
2012/3/23 今日の午後:
これまで、内視鏡検査で、何度かひやっとしたことはあっても、それなりにしのいできたが、今日午後はスタッフと一緒に旭中央病院に新しく来られた源河長広先生のところで、勉強させていただく。いろいろな状況を想定してお教えいただく予定。秋には旭区瀬谷区合同のクリニックにおける救命救急の演題でご講演いただくことについても具体的なお願いをしてこようと思う。
2012/3/24 源河朝広先生:
昨日午後、旭中央の石田先生がアレンジしてくださって、循環器科の源河先生のところにスタッフとお邪魔させていただいた。日ごろからちょっと気にかかっていることなど、質問にはっきりとお答えくださり、嬉しい限り。勉強、勉強!!
2012/3/26 いただいた鉢植え:
昨日、ロードデンドロンの鉢植えをいただいた。日中留守にする我が家では、管理が難しいので、門扉のすぐわきのハナミズキの根元に植え替えた。今、たくさん蕾が付いているが、枯れずについてくれるだろうか。今朝は、バス停のそばに小さなかわいい花を見つけたので写メを撮った。
2012/3/27 懲りない名医:
昨夕、自分で胃アニサキス症と言ってこられた人がいた。聞いてみると自分でしめサバを作って食べ、これでアニサキス症は3回目だと言う。こりゃあ、名医だと思って、早速内視鏡検査。いたいた。けど、一匹とは限らないのでしつこく探したが、他には見つからなかった。ことほど左様にしめサバとは旨いものなのだろうか。
2012/3/28 愉快な紳士:
当院の患者さまで、おしゃれな紳士。この前、おしっこが出なくて往生したらしい。
”あら、そんなの、上で導尿してもらえばいいじゃん”
とマッチ。二階には泌尿器科のとてもいい先生がいらっしゃるのだ。すると紳士は
”そんなこと、とんでもないよ。あそこにはきれいでかわいい看護師さんがいるんだから”
だって。一体どんな看護師さんがいるのか、一度こっそりのぞいてみたい気がする。
2012/3/29 瀬谷丸募金:
瀬谷医院の川口浩人先生は、若いが男気のある先生だ。たまたま知り合いになった三陸の漁師さんたちが船がなくなって仕事できないことを知り、医師会を通じて瀬谷丸募金を始められた。薬の空き箱でたくさんの募金箱を作って、各医院に配る。当院も微力ながら力になりたいと早速窓口へ置かせてもらった。期限が5/31とのこと。漁師さんにとって船は命。何とか船を購入する頭金になるといいと思う。船の名前は瀬谷丸と付くそうだ。瀬谷区の皆様御協力を。
2012/3/30 個人タクシー:
代々木へ通勤していたころは、帰りはいつもロマンスカー、町田からタクシーに乗るのが常だった。自然、多くの運転手さんと親しくなる。この前、久しぶりに乗せてもらった個人タクシーさんが、このごろ耳鳴りがするのでもう辞めるのだと言う。降りる時、1610円だった、領収書くださいと言って、代金を払ったら、どうしても千円でいいという。前からご利用いただいたのでと。領収書は、1610円になっていた。降りる直前にメーターを上げるのが上手なタクシーが多い中で、奇特な人だと思う。初めて名刺交換をさせていただいた。これからもお元気でねと祈る。
2012/3/31 緊急停止:
玉川学園を出発して直後、全電車の緊急停止がかかったらしい。すわ、地震だと思ったが、町田駅で客がホームに転落したためらしい。5分も止まってすぐ救助できた模様。この頃は電車が止まると、まず地震かなと思ってしまう。
こんな症状にご注意を!(大腸)
●便潜血陽性を指摘された
●便秘
●下痢
●便秘と下痢を繰り返す
●便が残った感じですっきりしない
●おなかの痛み
●血便がでたなど
☆☆早めに受診されてください。
※思い当たる点がありましたら大腸内視鏡検査がおすすめです。