2度の反抗:
昨日の外来で、恩師の佐竹先生からの患者さん紹介があった。三ツ境病院のスタッフだという。
それでえ、前にはいつ先生に?
5年前ですけど、癒着で痛くてはいらなかったんですぅ。
なんだってえ、事前にはできるだけ情報を集めるべきだと考えているので、いろいろ聞いた。それでも彼女が佐竹先生を長年病院にアルバイトで来ているだけの先生とみているとわかったので、
あのねえ、あんなに偉い先生は滅多にいないよ、日本でも数人くらいかなあ。外国人にも大腸教えてねえ。三ツ境だって、症例かき集めて大腸がんの組織発生を論じるためなんだよ。私なんか、スコープの持ち方から教わって、今でこそこうやって一人前の顔してるけど….。
師匠に2回反抗した。一回目は大腸がんの組織発生についての学位論文。師匠の考え方と真っ向から反対の結論を出した。仲間の先生たちは、よくあんなこと書けたねえと言ってたらしい、直接耳にしたこともある。
もう一つは、先生のお祝いの会の時、最後の挨拶で先生は”物語に騙されるなよ、これだけは言っておきます”と。あ、宗教のことじゃわ。聖書塾に入った時、メールでお知らせした。反抗したことを。先生からのメッセ”キリスト者らしく生きてください、あなたには似合っていますよ”と。
こんな症状にご注意を!(大腸)
●便潜血陽性を指摘された
●便秘
●下痢
●便秘と下痢を繰り返す
●便が残った感じですっきりしない
●おなかの痛み
●血便がでたなど
☆☆早めに受診されてください。
※思い当たる点がありましたら大腸内視鏡検査がおすすめです。