騙してくれるセンセ：

マッチは飛行機が嫌い。離陸と着陸は気持ちいんだけど途中で揺れるのんが怖い。だからラウンジで酔い止め飲もうと思うけど、その時にはすでに薬も咽を通らない。最初にサンディエゴに行った時には苦労した。薬飲んでないから酔うかもしれんと心配で、機内食も全然。田坂記念クリニックからの学会のための出張で、ビジネスクラスを取ってくれてるのだけど、これがあかん。ビジネスだろうとエコノミーだろうと揺れる時は揺れるし、落ちる時は落ちるやろ。オリンパス社の人が一緒に行ってくださるのだけど、その方はエコノミー。おかしいよね。医師免許持ってるからって、別々なんてさ。一人寂しく座ってると怖いやん。で、2回目以降の出張では経口の薬は飲めんとわかったから小児用の座薬を二つ手に入れといてラウンジで入れる。そうすると着陸までぐっすりなのじゃった。ところで今朝のFB友達のY先生によると、機内で何も食べない、水も飲まない客は怪しいと睨まれて、ちょっとお客様と別室でX線検査受ける羽目になり、体内に隠し持ってる違法なる物品を発見され検挙される憂き目にあうそうだ。あー、別室連れ込まれなくてよかったわ。

ところで、娘は小学校の時ものすごい乗り物酔いで、修学旅行行かないことにしようと申し出たところ、若い別嬪の先生がうちまで来てくださって、あのね○○ちゃん、このお薬、コケモモ酒っていうのよ。これ飲むとね、酔わないの。娘はすっかり騙されてそれ以来海外でもなんでも平気で行けるようになっている。羨ましい。そのコケモモ酒たるや、だるまのウィスキーだったそうな。マッチはそうやってだましてくださる先生にはお目にかかれんかった、いまだに海外は行きたくない(笑)。

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