武士の情けじゃ、せめて一太刀、梶川殿～：

水曜日、長嶋先生が来てくださってたから、外来だけで、呑気。で、検査着、探してもない。数はあるはずだけど、水曜日がクリーニング屋さんが来るにゃ。でもって、ウエストのゴムが完全に馬鹿になってるのを穿いて下へ降りた。外来だけとはいえ、カルテ運んだりもする。パンツがずり落ちてくるので、ワザとにすり足で歩いた。”武士の情けじゃ、せめて一太刀、梶川殿～”って言いながら(笑)。予約の採血に来ている患者さんが笑う。笑われるといい気になってさらに続ける。”風さそう花よりもなを我はまた、春の名残を如何にとやせん～”。新患さんが言ってた。もうじき討ち入りですもんね、クスクス。

センセ、ゴムのとここれで止めてください。それからこのパンツはもう捨ててくださいと、ナースが言う。新患の人がどういうクリニックじゃゆうて心配して帰っちゃいますよ～。新しい検査着注文しときましたから―”(-“”-)”。

結局その日はそれでずり落ちずに終わった。帰りに捨てて帰るつもりが、忘れてクリーニングの袋に入れてしまった。また来週来るのだろうか。浅野内匠頭”(-“”-)”。

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