使徒の働きに漬かって(笑)：

もうね、どこばり(どうでもええ様なとこへ出かけるときに使う丸亀弁)出かけたああた、コロナなんぞもろうて来たらあかんから、もうすっかり食料品は買い込んで、冷凍は冷凍し、

1週間やそこいらは出かけんでもええのん。いやでも5日には仕事ヤシ。東京都の感染者が1300らしいし。朝から、なんちゃせんと使徒の働き、昨年の今頃ずっと聖書講解聞いてたんやけど、も一回聞きましてん。今日はな、聖パウロが、囚人としてローマへ送られる時にな、船の便が悪うて大嵐に巻き込まれますねや。その段階まで囚人として乗せられてたから、百人隊長らの何となくの尊敬は集めていたものの、船の中では最低という意識やってん。そやけどなどないな嵐が来てもな聖パウロはキリストの使命(最後はローマで宣教するという使命)があったから、無事ローマにつけることには確信があった、で、みんなが14日間も物も食わずに漂流してた時に、みんな(267名)の命だけは助かる、信じなさいというてパンを裂き(聖餐式ではないよ)、みんなが食べて元気が出る、(この時点で船の中の人間としての順位は聖パウロがトップになる)その後舟は座礁して、今のマルタ島にたどり着く。その時島の人たちの好意で焚火に当たることができたが、パウロは疲れているにもかかわらず自ら率先して柴を集めて燃やした。その時聖パウロの腕にマムシが噛みつくがパウロはものともせず、焚火にマムシをくべる。すっごいカッコいい。その後島の人たちは彼を恐れ、数人の病人の癒しを願って達せられた。いわゆるマルタ熱という物だったらしい。無事ローマに到着した聖パウロは、異邦人(我々も含むんだよ)に、イエス様の神であることを伝えることとなった。使徒行伝はそこで終わっている。まだ皇帝ネロが、悪魔になってなかった時のことだった。

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