院長の独り言2011年1月
2011/1/4 仕事始め:
まだ電車はすいている。3が日は我が家は、娘が元日、3日と出勤だったため、熱いお雑煮くらいは食べさせなければと、いつも通りの5時過ぎ起床。今年は、例年よりも寒く、灯油がどんどん減る。配達のお店が何と10日までお休みらしく、それまで持つかどうか。しかし、みんなが元気で過ごせたのが何よりと感謝。
今年も、良い年となりますよう。
2011/1/5 閉店間際:
大晦日の夜になって、灯油のポンプにひびが入っていることが分かった。その日は、雑巾で包んで給油した。
元旦に出勤する娘に、帰りに買ってくるよう頼んだ。成瀬のスーパーRに、閉店間際にたどりついたらしい。
もう一人男性客がいたそうだが、シャッターに手をかけた店員が、『もうだめだめ、そういう人入れてるときりがないから』と、文字通りシャットアウトされたらしい。いろんな立場があるのだろうが、何とも薄情な世の中だ。
2011/1/6 鶴見の先輩:
昨日は鶴見の宮下クリニックの宮下裕子先生が御主人と一緒に内視鏡に来てくださった。
電話で時々お話しさせていただくが、お目にかかれる機会はそうそうない。
医学部の3年先輩だが、非常に面倒見のいい先生。昨日、ようやっとメルアドの交換をさせてもらった。いつもメルアド交換したくても、たまにお会いすると話がはずみすぎてつい忘れてしまうのだ。
医学全般について,めちゃくちゃ知識が豊富で、生き字引のような先生。
2011/1/8 灯油のポンプ:
元旦の閉店間際に入店拒否された成瀬のスーパーRで、翌日新しいポンプを買った。満タンにしていた灯油缶から気持ちよく給油。けど、何か変だった。昨朝、給油しようとしたが、まるきり灯油を吸いあげない。寒いし、腹立ちまぎれに勢いよくキュッキュッと押すと、少しずつ入っていく。ところが、ポンプの枝分かれした部分から、押すたびに灯油が漏れていくではないか。買ったばかりだ。レシートはあるが、バスに乗ってわざわざ持って行く気もしない。結局他の用事のついでに町田のハンズで電池式のを買った。
2011/1/11 華やぎの紅:
ケメちゃんのお花の教室で、新年の賞状の授与式があり、彼女が生徒さんを代表して賞状をいただくことになっていた。和服と聞いていたので、写真を送ってくださるよう頼んでおいた。送られて来た写真では着物は紅を基調としたもの。彼女の洋服の色から察するに、もう少し地味なものかなと思っていた。これはきっと賞状を授与してくださる先生のお着物などいろいろ想像した上での心配りだと思う。けど、よく似合っていた。
紅はやはり華やぎの色だ。
2011/1/12 囲碁を打つ:
先日、たまたま大腸内視鏡検査を受けられた人の中でお二人囲碁を打つ方がおられた。下剤の服用中に、囲碁の話で盛り上がったようで、飲むのがお留守になり、看護師さんに怒られて、下剤が追加になったそうだ。うふふ。まだお若い二人たが、いい趣味をお持ちだと思う。頭の回転が良くなることは間違いなく、いずれお仕事を退職されたって、いい生き方ができるに違いない。マッチなど、無趣味で、ヤバい!!
2011/1/13 恐怖のロボット:
昨日の夕食時にNHKクローズアップ現代で、人間に限りなく近づいてきたアンドロイドというロボットが紹介されていた。細かな人の表情や些細な動きまで生きた人間そっくりだと言う。あれを素晴らしいと思う向きには、申し訳ないが、マッチには恐怖以外のものではなかった。火曜サスペンス劇場を見ているような感じ。
もしあれが、自分の部屋にいたらと思うと、心が凍りつき、夜中にトイレも行けなくなると思う。
2011/1/15 ちいさな幸せ:
灯油ポンプが電池式に変わり、ポッチを押すだけで、給油できる。今まで手押しでやっていたので、すごく嬉しい。タンクが空になるのが待ち遠しい。これは、ひょっとして成瀬のスーパーRの不良品のおかげかも。
何が幸いするかわからないものだ。けど、そのうちこれに慣れたらまた給油が面倒になるのだろう。
2011/1/17 アサコール:
軽症~中等症の潰瘍性大腸炎の治療薬アサコールがようやくこの一月から長期投与できるようになった。
暮れまでは2週間投与しかできなかったので、患者さまには大変ご迷惑をおかけした。落ち着いてきている人に2週間しか出せないのは、心苦しいものだ。
2011/1/18 同窓生の訃報:
今朝、自宅でメールチェックしていると、昨夜のメールで、数理工学科の同窓生の訃報が入っていた。
つい、昨夏も韓国出張など精力的にこなされていたという。原子力発電所関係の仕事をされていたらしい。
学園闘争に明け暮れた世代なので、まともに授業を受けたのは半年くらい。故人ともこれと言っては交流はなかったが、何とも言えない気持ちになる。
2011/1/19 水仙の酒樽:
シャコバサボテンの大きな鉢植えで、師走を演出してくれていた玉川学園駅そばのお家、久しぶりに通ったら、今朝は、海賊船の甲板に置いてあるような大きな酒樽を2個、並べてあった。そこには酒ならぬ白い水仙が所狭しと咲き誇っていた。早いもので、一月も後半に入ってしまった。
2011/1/20 料理番組の不思議さ:
今朝、行きの電車の中で黒井千次著『老いのかたち』を読み始めた。その中に料理番組では失敗するということがないと書かれていた。確かにそうだ。実際に作ってみると、火加減が強すぎたり、火が通ってなかったりすることがままあるのに、料理番組は絶対に失敗がないと。こういう失敗もありますよとしたほうが面白いと思う。
2011/1/22 町田警察:
昨日のお休みを利用して、免許証の書き換えに行った。町田駅でタクシーに『警察』と無愛想に言ったら、向こうも黙ったまま警察正面へ付けてくれた。帰りは歩こうと思ってしっかり道を覚えた。免許更新の手続きには、前には偉そうなおじさんばかりだったが、昨日は優しそうな婦警さんが写真も撮ってくれたし、交通安全の講師もしてくれ、ほとんど待つことなく帰りには免許証が渡された。
2011/1/24 バレンタインチョコ:
昨日の夕方、福山雅治のSUZUKI Talking FMを聞いていたら、母親からバレンタインチョコを貰ったら、嬉しいかどうかとの質問に、福山さんは『産んでもらった恩義は感じるけど、マジ、ウザい』と答えた。娘は『勉強になったやろ』と笑う。
2011/1/25 白梅:
久しぶりに玉ちゃんバスに乗る。旭ヶ丘東はほぼ山の頂上、下りの斜面に栗の大木が数本植わっているが、実も葉も落ちてしまっている。その横のほうに百本くらいの小ぶりの木が植わっているのは知っていた。
今朝はそれが白梅であることが分かった。五分咲きというところか。さらにその横にはススキの野っぱら。
美しい景観はこれからもずっと守られていくのだろうか。
2011/1/26 銀杏を炒る、その3:
田坂の時のお得意様でオリンパス社員、今はコアレムという健康食品の会社の会長Sさんがこの間見えた。
Sさんは、このコラムを見てくださるらしく、銀杏の炒り方を教えてくださった。先にとんかちで叩いて殻をむき、フライパンに蓋をせずそのまま炒れるそうな。殻をむいたものは冷凍可。これが香ばしくて一番だと言う。
我が家は、スパナで試してみることにする。
2011/1/27 ミニレクチャー:
今日は、大腸内視鏡の症例検討会。事情があって、ミニレクチャーをさせていただく羽目となった。演題は”潰瘍性大腸炎の診断に迷う症例”にした。スライドは前から用意できていたが、やることが決まったのがつい最近なので、一夜漬けの勉強となってしまった。こういうのは、準備も大変だし、恥をかくかもしれないが、間違いなく勉強にはなるので、自分のためと思う。
2011/1/29 心に灯をともす:
昨日、患者さまのお見舞いのために久しぶりに横浜労災病院へ行った。事務の人、看護師さん割と権高で、『おいおい、一遍しか言わんからよく聞けよ』という感じだった。やはり、ついこの間までお上が経営していた病院だったのだから仕方ないかも。フラワーショップの人は感じがよかった。人の心に灯をともすのは難しいことではない。笑顔とちょっとした優しい言葉遣いだ。
2011/1/31 最後の楽園、マダガスカル:
NHKの昨夜の番組を見た。マダガスカルに生息する小さな昆虫やキツネザルの数千万年にわたる歴史が紹介された。大きなサルもいたらしいが、2000万年前の人類の出現によって、絶滅させられてしまったという。たくさんの食料を必要とする大きなサルたちは、人類が樹木を燃料として使うことで森が破壊されたために、食べ物がなくなり生きられなくなったという。
こんな症状にご注意を!( 食道、胃、十二 指腸)
●胸焼け
●みぞおちの痛み
●胃の痛み
●ムカムカする
●便が黒い
●ピロリ菌が心配
☆☆このような症状があれば、早めに受診されてください。
※思い当たることがありましたら胃内視鏡検査をおすすめいたします。