原罪と個々の罪:

三浦綾子先生の”氷点”が朝日新聞に掲載されていたころ、私はまだ15歳くらいだったかなあ。あの小説にはぐいぐい引き込まれて、学校から帰ると読むのが楽しみだった。養父は開業医、養母は夫の教室の主任教授であった。この上なく恵まれた家庭の娘、明るい陽子。けど、その陽子が養父母のかわいがってた幼子を殺した殺人犯の娘であると、その養母から告げられたころから、読むのが恐ろしくなっていった。養母は冷ややかに陽子を虐める。そっとかばう父親。

その一見優しい父親も、養母が青年医師と不倫していた時に幼子をほったらかした結果、子供が殺されたことに対する妻への恨みから、殺人犯の娘と知って、陽子を妻に育てさせていたのだった。

あまりにもあっけらかんとしたマッチなんかの家族とはかけ離れた旭川の氷点。三浦先生はこれを原罪と思って書かれたらしい。その頃は原罪も罪もくそもなく。明るい家庭で育ったマッチ。怖くなって途中で読むのをやめてしまったのを覚えている。

今回の聖書塾で、個々の罪(万引きとか、嘘つくとか)と原罪との関係をレポートした。氷点は今になってなるほどと思った。

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こんな症状にご注意を!( 食道、胃、十二 指腸)

●胸焼け
●みぞおちの痛み
●胃の痛み
●ムカムカする
●便が黒い
●ピロリ菌が心配
☆☆このような症状があれば、早めに受診されてください。
※思い当たることがありましたら胃内視鏡検査をおすすめいたします。

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