我が母を思う:
母親は、胃がんであった。しかし、高齢で見つかったため何もせず、本人もそれとは知らずに逝った。胃がんは場所が噴門部だったため、手術で何も食べられなくなるのが嫌だった(マッチの気持ちとして)。倅は軽い抗がん剤でも使ったほうがいいと言ったが、結局何もしなかった。そのため、発覚してから2年足らずで亡くなった。母にはもう一つ大きな病があった。骨粗しょう症。週に一回(その当時はまだそれだった)の薬は使ったが、それでももっと若い時からの繰り返す圧迫骨折で何度も入退院を繰り返していた。父が亡くなって町田で一緒に住むようになってからも頻繁に起きる圧迫骨折。それは見るに堪えないほどの痛みだった。入院して安静にしてると大丈夫なのだが、…。そうそう長くは置いてくれない病院というシステム。仕方なく療養型など探したり、いろいろの過程があったが、最終的には夜中に何かものを取ろうとして起き上がった時に転んで大腿骨頚部骨折。これの手術が(手術自体はうまくいったが)、結局引き金になり命取りになった。術後車いすになったが、母は気丈にも自分でベッドから車いすに乗り移り(付き添いができなかった)、部屋のトイレまで行った。亡くなる1週間前まで母はそうした。
今思うに何と母はえらい女だったろうと。日蓮正宗の信者で南無妙法蓮華経を唱えながら泣きながらトイレに行ったものと思われる。私に、それができるだろうか。主よと唱えつつ、それができるだろうか、分らない。今できることは本当に100歳まで歩ける体芯力体操で足腰を強くしておくこと。母までの信仰は今の私にはまだない。キリスト教から見れば邪教であるに違いないのだが、母の心の力は見上げるものがあったと思う。
こんな症状にご注意を!( 食道、胃、十二 指腸)
●胸焼け
●みぞおちの痛み
●胃の痛み
●ムカムカする
●便が黒い
●ピロリ菌が心配
☆☆このような症状があれば、早めに受診されてください。
※思い当たることがありましたら胃内視鏡検査をおすすめいたします。