大祭司カヤパをも利用する神:
そのころ、エルサレムで宮浄めの祭りがあった。時は冬であった。十字架にかかるイエス様はユダヤの指導者と論争になり、身の危険を感じて(十字架刑に春の過ぎ越しの祭りの間にかかることに照準を合わせたため、その前には死ねない)ヨルダン川の東【荒野】へ退く。そこへエルサレム近くに住むマルタ、マリア姉妹の弟ラザロの重い病が知らされる。イエスはその時すでにラザロの死を知っていた。さらに二日の間、荒野にとどまり、それから彼女らの家へ行く。死んでから4日たったら蘇生は無理と当時のユダヤ教では考えられていたからだ。そこへ着くとイエスはラザロを復活させ(ヨナのしるし)た。
ユダヤ人が一気にイエスになびくのを見て、ユダヤ教の指導者たちは自分らの地位が危なくなるからどうしようと議会を開く。つまり、死者をも生き返らせるイエスをユダヤ人が王として担ぎ上げ、ローマに立ち向かうようなことがあったら、ローマは黙ってはいないから、指導者たちの職がなくなることを心配しての大騒ぎだった。欲深な議長のカヤパは、一人の人を殺すことでユダヤの民が生き残れば幸いではないか、君らは阿呆かという。
その言葉こそ神の御心、イエス様はユダヤのみならず異邦人迄救おうと十字架へ向かったのだから。カヤパは悪賢い大祭司だったが、奇しくも大祭司であるだけに神から預言の力が与えられたのかもしれない。
しかしこの時点ではまだイエスは捕まらない。
この時期に大祭司はカヤパであったことはローマ史上でも明らかだから、聖書の記載は歴史を正確に記していることの一つの証拠ともなる。

こんな症状にご注意を!(大腸)
●便潜血陽性を指摘された
●便秘
●下痢
●便秘と下痢を繰り返す
●便が残った感じですっきりしない
●おなかの痛み
●血便がでたなど
☆☆早めに受診されてください。
※思い当たる点がありましたら大腸内視鏡検査がおすすめです。